お飾り

大脳皮質の重要な機能とは考えることと,下位中枢の機能を制御すること.

客観的&冷静に状況を把握し,分析し,より良い決断を下すこと.


感情の赴くままに相手を攻撃しまくり,

挙げ句の果てに自分を不利な立場に追い込むというのは,

視床下部だけで生きているのと変わらないような気がするんだが.

 

あなたの大脳皮質は,ただのお飾りかい?

学習障害?

会話形式にして,例を挙げてみました.

こんなやつ,いませんか? 周りに.

 

A課長「B主任.来月の会合ね,うちが担当になったから」

B主任「あー,分かりました」

A課長「本番前に,試作品を作っておきたいんだよね」

B主任「なるほど」

A課長「で,君にお願いしようかと思うんだが」

B主任「あー,分かりました.やって見ますね」

 

で,2週間後:

A課長「B主任,試作品は出来たかい?」

B主任「んー まだ完成じゃないんですが」

A課長「もう残り2週間を切ったよ,大丈夫か?」

B主任「なんとか間に合わせます」

A課長「出来たところまで,見せてくれないか」

B主任「え・・・と,これとこれ.ここはまだです」

A課長「・・・,まだ形を成していないじゃないか」

B主任「ギリギリ間に合うかと思うんですが」

A課長「でさ,ここ,動作チェックは済んでるんだろうね?」

B主任「いや,まだこれからです」

A課長「なんで組み立てる前に,チェックしないの」

B主任「はい,すみません」

A課長「いや,すみませんじゃなくて(怒)」

B主任「あとでやっておきます,明日までに」

A課長「・・・ で,ここね.こんな仕様になっているけどさ」

A課長「こんな特殊素材,本番でも入荷できるんだよね? 確認した?」

B主任「あれ? A課長が確保してくれるんじゃないんですか?」

A課長「お前な! 事前相談もなく・・・(云々)」

 

 

 

てな感じですね.

多分,

ワーキング・メモリ(いわゆるCPUに相当)の機能が貧弱なのが根本にあって,

タスク・スケジュールが管理できない,しかもそれを自覚していないから,

必要な時に必要な相談ができない.という事態に陥るんでしょうね.

 

形を仕上げるのに全神経を使って(それでも間に合わないんだけど),

完成品がどう作動しようが,そこには全く関心が向いていないらしい.

こいつに自動車を作らせたら,後ろ向きに走り出しますよ.きっと.

「で,ガソリンはどこから入れるんだ?」と聞いたら,

「あれ? 課長が入れてくれるんじゃないんですか?」
と返されそうだわ.

ジャラジャラ系

職場HPの自己紹介欄に

肩書きをズラズラと書き連ねる人ってさ,

昔よく見た,あれに似てますな.

ネックストラップを,資格モノのピンバッジで飾り立てる系の奴.

 

名刺の裏面まで,フルに使って書き連ねるのは

もっと恥ずかしい気がするんだよねー

「〇〇〇インストラクター」って,

あなたの今の仕事・職位に必要なものなのかなぁ_?

 

TPOに応じて,必要なものだけ提示できればいいのにね.

言いたいことは胸の中

言いたいこと,放言したいことを

いったん非公開の設定で書き込むことにした.

数日あるいはそれ以上,寝かしたうえで

ほとぼりが冷めたころに & 自分も冷静になったころに

内容・表現を修正し,事件を特定できないようにボカして,

場合によっては比喩表現で,何を言っているのか分かりづらくして...

 

大人になりましたなぁ.私も.

誰のための?

メディアを期待させた,せっかくの声明文ですが,

何を,誰に向けて言っているのかがよくわかりませんね.

多分,自分たち自身に向けての決意声明に過ぎないんですね.

 

それが出来ないことには,

自浄作用なんて,まだまだ望むべくもない.